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ツネイシクラフト&ファシリティーズ 引揚船台を新設しアルミ船舶の修繕事業を拡充

2018年4月16日

ツネイシクラフト&ファシリティーズ

[サービス]

ツネイシクラフト&ファシリティーズ 引揚船台を新設しアルミ船舶の修繕事業を拡充

5本のレールを備えた新設引揚船台

 ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社(本社:広島県尾道市浦崎町1471番地8、代表取締役:神原潤、以下TFC)はアルミ合金製船舶の修繕事業の拡充にむけて、4月4日、本社工場内に引揚船台を新設しました。

 アルミ合金製船舶の新造船建造を事業の柱とするTFCでは、離島航路用船舶などの発注増加に伴い好調な新造船建造に注力するため、船主から多く要望をいただいていた修繕サービスについて対応できない設備体制に課題がありました。引揚船台の新設に伴い、修繕サービスを拡充して提供できるほか、大型の新造船の需要にも対応できるようになります。 

 新設された引揚船台は、引揚レールを5本設置することで複数の船舶を別々に上架でき350総トンまで対応可能となります。また修繕、点検、改造など様々なニーズに作業効率を上げて対応できるよう、10t門型クレーンや2連ドラム式6t電動ウインチを設置しました。総工費は約1.5億円で、日本財団の「平成29年度造船関係事業設備資金貸付」を活用して建設しました。

 TFCは新造船事業に加えて修繕事業を充実させることで安定的に発展を続け、アルミ合金製船舶の建造、修繕において船舶のライフサイクルに合わせたサービスを提供していきます。

◆新引揚船台の概要
仕様:レール長92m、レール数5本(レール間スパン2.5m)、勾配7.5%(単一勾配)、レール先端水深-2.0m。
主要設備:6t電動ウインチ(2連ドラム式)1基、10t門型クレーン1基。
面積:陸上部840平方メートル、海上部540平方メートル。
対応可能な船舶サイズ:~350総トン。

■ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社について
アルミ船建造および修繕のクラフト事業・建設事業・救命艇事業を行っています。事業を通じて海上交通や暮らしの安全性、快適性を追及することで人々に快適な暮らしを提供し、未来と調和した新たな取り組みに挑戦しています。

URL:http://www.tsuneishi-fc.com/
代表取締役社長:神原 潤
事業内容: アルミ(軽合金)製船舶建造・修理、総合建築業、救命艇保守点検
設立: 2010年12月
資本金: 5,000万円
従業員: 52人(2017年12月末時点)
建造実績船種: 旅客船、漁業取締船など
関連会社: 株式会社ティエフシー http://touhoku-fc.com/

- 本件に関するお問い合わせ先 -
ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社
経営管理部
TEL:0848‒73‒5282 FAX:0848‒73‒5323