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ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社(本社:広島県尾道市浦崎町1471番地8、代表取締役社長:神原潤、以下TFC)は7月19日、一般財団法人日本海事協会(ClassNK)より、組織を対象とする「プロバイダー」向けイノベーションエンドースメントとして第1号となる認証を受けました。TFCの「ゼロエミ・水素社会に向けたツネイシグループのバリューエンジニアリングおよびイノベーション活動」に関わるマネジメントシステムを審査し、イノベーションを行う組織体制の確立、またイノベーション活動の実践を認証されたものです。
イノベーションエンドースメントとは、2020年7月よりClassNKが行っている、革新技術の普及、発展を促すべく、技術的先駆者であるフロントランナーとの協働により適切な評価基準を策定するのと並行し、迅速に作業を進める認証サービスです。分類の内「プロバイダー認証」は、企業をはじめとする組織を対象として、ESGに配慮した経営やSDGsの追求を進める中、サステイナブルで競争力あるビジネスの確立に向けて、ビジネス手法や組織そのものを変革していく企業の取り組みを認証します。
TFCが「ゼロエミ・水素社会に向けたツネイシグループのバリューエンジニアリングおよびイノベーション活動」に関わるマネジメントシステムを提唱し、
クラスC段階:「脱炭素」をキーワードとしたESG経営推進のためビジョン、組織横断的事業戦略、戦略実行のための組織化状況
クラスD段階:TFCがベルギー海運大手CMB社と設立したジョイントベンチャー、株式会社 備後研究所(現、ジャパンハイドロ株式会社)による共同開発「水素混焼エンジンを搭載した小型旅客船」の市場導入をイノベーション活動の具体的な事例として取り上げ、マネジメントシステムに基づいたイノベーションの実践
に対して審査を受けました。プロバイダー向けイノベーションエンドースメントとしては、第1号となります。
今後、ツネイシグループとしては、TFCと神原汽船株式会社およびCMBグループとの合弁会社「ジャパンハイロド株式会社」が、水素関連エンジニアリング・ソリューション提供会社として、「脱炭素をグループの成長エンジンとする」活動を牽引。海運・造船業界における低環境負荷船・水素内燃機関の普及につなげるとともに、海事分野にとどまらず港湾施設・機器など陸上分野への水素アプリケーションを通して、日本における水素社会の実現を推進してまいります。
■ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社
アルミ船建造および修繕のクラフト事業・総合建設事業・救命艇事業を行っています。事業を通じて海上交通や暮らしの安全性、快適性を追及することで人々に快適な暮らしを提供し、未来と調和した新たな取り組みに挑戦しています。
URL: https://tsuneishi-fc.com/
代表取締役社長:神原 潤
事業内容:アルミ(軽合金)製船舶建造・修理、総合建設業、救命艇保守点検
設立:2010年12月
資本金:5,000万円
従業員数:54人(2021年1月1日時点)
建造実績船種:旅客船、漁業取締船など
関連会社:株式会社ティエフシー https://touhoku-fc.com/
- 本件に関するお問い合わせ先 -
ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社
経営管理部
TEL:0848‒73‒5282 FAX:0848‒73‒5323