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ツネイシクラフト&ファシリティーズ 水素燃料フェリー「ハイドロびんご」披露に小学生を招待

2021年8月20日

ツネイシクラフト&ファシリティーズ

[企業動向]

ツネイシクラフト&ファシリティーズ 水素燃料フェリー「ハイドロびんご」披露に小学生を招待

記念撮影の様子

 ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社(本社:広島県尾道市浦崎町1471番地8、代表取締役社長:神原潤、以下TFC)とCompagnie Maritime Belgeは8月10日、『世界初!水素船「ハイドロびんご」船内見学と「サイクルシップ・ラズリ」ミニクルーズ』を夏休みを迎えた浦崎小学校の児童を招待して実施しました。

 本イベントは、一般社団法人日本中小型造船工業会共催、国土交通省協賛で、日本財団「海と日本PROJECT」イベントの一環として実施され、造船産業の理解促進や、世界初となる水素燃料フェリーの見学を通して、世界の環境課題を知る機会として提供しています。

 イベントでは7月12日に竣工した「ハイドロびんご」の完成披露式典も同時に行われ、ベルギー王国特命全権大使など多くの参列者へ、改めて完成後の姿を披露しました。

 「ハイドロびんごは試行錯誤を重ね、2年の歳月を費やして完成しました。水素という新しい燃料で動くこの船は、地球環境の問題となっている『二酸化炭素の排出』を抑えることを目的に開発しています。児童の皆さんにも新しい船、新しい技術に興味を持っていただき、将来、社会に役立つような仕事をしていただきたいと思います」とTFCの神原 潤社長が挨拶。

 続けて、児童からドゥ ビルデルリング ベルギー王国特命全権大使へ花束が贈呈され、大使から感謝の意と、「地球の環境問題はこれから皆さんも取り組んでいく課題です。この水素船の竣工がその解決策の一つになることを願っています」との言葉をいただき、式典は終了。児童たちは本イベントのためにチャーターされたサイクルシップ「ラズリ」に乗船し、常石造船の工場や航行するハイドロびんごを眺めるクルージングへと出発しました。

 帰港後、児童たちはハイドロびんごに場所を移動して、Compagnie Maritime Belgeのアレクサンダー・サベリス最高経営責任者からの「皆さんはこの社会の未来です。そして水素も未来への大きな可能性を秘めています。その未来は今日ここから始まります」という歓迎のビデオメッセージを受け、TFC社員からハイドロびんごの説明を受けながら、水素燃料、アルミニウム素材などについて学びました。


■ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社
アルミ船建造および修繕のクラフト事業・総合建設事業・救命艇事業を行っています。事業を通じて海上交通や暮らしの安全性、快適性を追及することで人々に快適な暮らしを提供し、未来と調和した新たな取り組みに挑戦しています。

URL:https://tsuneishi-fc.com/
代表取締役社長:神原 潤
事業内容:アルミ(軽合金)製船舶建造・修理、総合建設業、救命艇保守点検
設立:2010年12月
資本金:5,000万円
従業員数:54人(2020年12月31日時点)
建造実績船種:旅客船、漁業取締船など
関連会社:株式会社ティエフシー https://touhoku-fc.com/

- 本件に関するお問い合わせ先 -
ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社
経営管理部
TEL:0848‒73‒5282 FAX:0848‒73‒5323