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ツネイシクラフト&ファシリティーズ 「ハイドロびんご」がシップ・オブ・ザ・イヤー2021「小型客船部門賞」を受賞

2022年7月22日

ツネイシクラフト&ファシリティーズ

[企業動向]

ツネイシクラフト&ファシリティーズ 「ハイドロびんご」がシップ・オブ・ザ・イヤー2021「小型客船部門賞」を受賞

記念撮影(左から海技研平田宏一特別研究主幹、TFC神原潤社長、ジャパンハイドロ青沼裕社長、日本船舶海洋工学会藤久保昌彦会長)

 ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社(本社:広島県尾道市浦崎町1471番地8、代表取締役社長:神原潤、以下TFC)が建造したアルミ合金製旅客船「ハイドロびんご」がシップ・オブ・ザ・イヤー2021「小型客船部門賞」を受賞し、7月22日に公益社団法人日本船舶海洋工学会から表彰されました。

 本船は、昨年7月に竣工した水素混焼エンジンを搭載した19総トン型の旅客船で、CO2排出量を半減させることができます。副生水素を利用できることに加え、水素タンクトレーラーを用いていることから燃料供給の汎用性を高めています。世界初の水素燃料フェリーであることに加え、これまでにない新しいデザインも評価されました。

 TFCでは、2011年に小型旅客船「awalineきらら」、2012年に電気推進旅客船「あまのかわ」、2020年に消防艇「かわさき」がシップ・オブ・ザ・イヤーで部門賞を受賞しており、技術の独創性や革新性、居住性の高いデザイン、地域社会への貢献度などが高く評価されています。

■アルミ合金製旅客船「ハイドロびんご」の概要
船名:ハイドロびんご
全長×船幅×深さ:19.45m×5.4m×1.75m
総トン数:19トン
主機:水素軽油混焼エンジン HyPenta D13-1000(441kW×2,399min-1×2基)
速力:試運転最大速力26ノット、航海速力23ノット
船種:旅客船
定員:旅客80人、船員2人
主な艤装品:水素燃料モニタリングシステム、水素タンクトレーラー
建造工場:ツネイシクラフト&ファシリティーズ浦崎工場

■日本船舶海洋工学会ウェブサイト
https://www.jasnaoe.or.jp/soy/

■ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社
アルミ船建造および修繕のクラフト事業・総合建設事業・救命艇事業を行っています。事業を通じて海上交通や暮らしの安全性、快適性を追及することで人々に快適な暮らしを提供し、未来と調和した新たな取り組みに挑戦しています。
URL:https://tsuneishi-fc.com/
代表取締役社長:神原 潤
事業内容:アルミ(軽合金)製船舶建造・修理、総合建設業、救命艇保守点検
設立:2010年12月
資本金:5,000万円
従業員数:54人(2022年1月1日時点)
建造実績船種:旅客船、漁業取締船など
関連会社:株式会社ティエフシー https://touhoku-fc.com/

- 本件に関するお問い合わせ先 -
ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社
経営管理部
TEL:0848‒73‒5282 FAX:0848‒73‒5323